Go to contents

真夏も22度、新鮮な海産物を味わい尽くせる青森県の旅

真夏も22度、新鮮な海産物を味わい尽くせる青森県の旅

Posted August. 04, 2018 09:05,   

Updated August. 04, 2018 09:05

한국어

大きな4つの島で構成された日本列島。最北端の北海道から最南端の沖縄県は距離がなんと3008キロ、飛行機で4時間もかかるほど遠い。そんな日本は海岸線も長く、世界6位(2万9751キロ)。大陸のオーストラリア(2万5760キロ・世界7位)を凌駕し、韓国(2798キロ)はその10分の1にも及ばない。海岸線は漁業と直結する。長ければ長いほど発達し、産業の比重も大きい。韓国は朝鮮時代、海に背を向けた。ソンビ中心の儒教社会で、海は人が暮らす所ではなかった。しかし日本は違った。海を抱いた。食べていくことが容易でない辺境地ほどそうだった。最大の島、本州最北端の青森県がそうだ。

位置を見てみよう。北緯40度12分~41度33分。韓半島の最北端の咸鏡北道咸興(ハムギョンプクト・ハムフン)(39度54分)~清津(チョンジン)(41度46分)ほどだ。青森がどんな所か分かるだろう。テレビで日本の漁師のマグロ漁のキュメンタリーを見た人なら、すでに知っているだろう。その舞台である大間が本州最北端の青森県にある。地名は、津軽海峡が北海道と本州の「間」ということから付けられた。夏真っ盛りの先月24日午前10時半、ソウルとここの気温を比べてみた。ソウル33℃、大間22℃。 この日、大間崎は19~24℃で、ソウルではエアコンを一日中つけてやっと維持できる室内温度だった。このこと一つとっても真夏の青森を訪れる理由になる。

今、訪れるなら、大きな特典がある。懐事情を心配することなく、ウニを思う存分味わうことができる。今がウニが獲れるシーズン(7月初め~8月20日)だからだ。この後もないわけではないが味が落ちる。獲り立てのウニは、普段食べているのとは全く違う。形を維持するために添加物を使わないので、アイスクリームのように口の中で溶ける。大間の本マグロ漁も先月からシーズン(来年1月まで)に突入した。マグロとウニの産地は、青森県東側(太平洋)の下北半島。地図を基に当地の料理と美味しい店を紹介する(青森基点で時計方向)。

①青森市:津軽の醍醐味とうなぎ丼、市場内のDIYさしみ丼が美味。◇こんみど:「こんみど」は津軽地方(青森県西側)の方言で「しみじみと」。高級住宅のリビングで食事をするホームレストラン。母娘が2人で経営している。予約客だけ受けるお任せスタイル。素朴な味の心のこもった津軽料理が味わえる。◇川よし:この場所で50年間うなぎを焼く松崎利夫さん(76)の80年間の歴史ある店。うなぎは注文と同時に焼き、炭はブナの備長炭だけを使う。うなぎは漆の器に入れられる。たれが染み込んだやわらかい身が口の中で溶ける感じは忘れられない。息子(4代目)と共に経営。本町3丁目。午前11時~午後7時半営業(土・日休)。017-776-3480。◇のっけ丼:「のっけ」は、「のせる」という意味。市場内に並ぶ魚介類を食べる分だけクーポンで購入してご飯の上にのせるDIYさしみ丼。JR青森駅から5分の距離にある「青森魚菜センター」(古川市場)の名物。クーポン(100円・500円)は市場の入口で買える。市場内の店舗で食べられるが、飲酒は不可。開店午前7時~午後4時、火曜日休。

②蟹田港:陸奥湾横断フェリー(車両運送)埠頭。1日4便(8月11~17日まで6便)運航。1時間所要。東津軽郡。www.mutsuwan-ferry.jp

③脇野沢港:下北半島南端の陸奥湾横断フェリー埠頭(陸奥市)

④仏ヶ浦:日本最高秘境に入る海岸の断崖。航路が唯一の接近方法。近く(南側)の牛瀧港から遊覧船で15分。グラスボートの「夢の海中号」では、海底を見ることができる。

⑤福浦:ウニ丼食堂の「ぬいどう」がある入り江。ブロック塀の素朴な建物で、3人のおばあさんがウニ丼、イクラ丼、かぶき丼(さしみ+ウニ+イクラ)を出す。ウニの産地なので1500円(約1万5000ウォン)のウニ丼にはウニがたっぷり。牛瀧港から国道(北方)に13キロ。蟹田港で始発の船に乗れば仏ヶ浦の観光後にここで昼食を食べることができる。0175-38-5865

⑥佐井村海岸景観道路:国道338号線福浦~大間崎区間(33キロ)は、秘境のドライブコース。陸奥湾の地平を見ながら、北方の津軽海峡に向かう。

⑦大間崎:本州最北端の岬。ここで獲れた歴代最大級の本マグロ(400キロ)の記念像がある。その前の灯台島は弁天島。後ろに北海道が見える。◇大間満足食堂:2013年に東京築地(水産市場)新年のせりで史上最高額(1キロ866万ウォン)大間本マグロ(222キロ・約19億2325万ウォン)を獲った漁師の父親が経営する食堂。マグロ記念像の前にある。

⑧風間浦村:日本の霊山、恐山の麓の入り江の村。イカとアンコウ漁で有名だ。近くに下風呂温泉とウニ漁の体験公園(ゆかい村観光ウニ園)がある。◇わいどの木:青森の象徴木のヒバで家具や小物などを制作する体験工房兼製材所(社長・村口要太朗)。フィトンチッドが多く「薬木」と呼ばれる。ここでヒバチップを入れた浴槽で香浴体験もできる。ヒバだけで作ったペンションも運営。http://ydonoki.jp

⑨下風呂温泉:本州最北端の温泉村。様々な海鮮料理で有名。www.shimohuro.com ◇さが旅館:アンコウのさしみと鍋料理の「風間浦鮟鱇ランチセット」(5000円・税金別途)を提供。◇観光ホテル三浦屋:硫黄泉、単純泉の2種類の温泉風呂を備え、海鮮の会席料理を出す。www.shimofuroonsen-miuraya.jp

⑩陸奥市:下北半島の中心(住民7万5000人)。西岸海洋性気候で真夏に涼しい。◇下北名産センター:下北半島の野菜、果物、魚だけを売る特産品市場。団体観光客の食堂もある。イクラたっぷりのイラク丼(2500円)は忘れることができないほど印象的だ。◇八戸屋:4代(95年)続く南部手焼きせんべいの名家。市内には南部鉄器の焼型で焼く手焼きせんべいの本店があり、せんべいには豆が入っている。チーズカレー味など50種類のせんべいがある。www.hachinoheya.co.jp


青森県(日本)=チョ・ソンハ専門記者 summer@donga.com