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「開城工団再開」をめぐって相反する韓米

「開城工団再開」をめぐって相反する韓米

Posted August. 02, 2018 08:51,   

Updated August. 02, 2018 08:51

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トランプ米政権が開城(ケソン)工業団地再開に否定的な立場を再確認したが、統一部は「できるだけ早期に再開したい」考えを明らかにし、千海成(チョン・ヘソン)次官を金剛山(クムガンサン)に送った。北朝鮮が新たな大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発に乗り出した情況が確認されるなど、ただでさえ非核化プロセスが速度を出せない状況で、南北経済協力の速度と程度をめぐって韓米協力が揺らぐのではないか懸念されている。

米国務省は先月31日、北朝鮮の労働新聞が、開城工団の再稼働と金剛山観光の再開を求めたことについて、「開城工団閉鎖の決定を支持する」と明らかにしたと、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。

しかし、李有振(イ・ユジン)統一部副報道官は、国務省のこのような立場が公開された1日の定例会見で、「開城工団はできるだけ早く再開されなければならないという立場だ」と明らかにした。千次官は同日、金剛山付近の韓国側施設の改善補修を点検するために北朝鮮に向かった。20日に予定された離散家族再会の準備が目的だと明らかにしたが、金剛山観光再開の可能性を念頭に置いているという観測も流れている。


イ・ジョンウン記者 lightee@donga.com