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鄭現が2ヵ月ぶり復帰戦で勝利、アタランタ・オープンで8強進出

鄭現が2ヵ月ぶり復帰戦で勝利、アタランタ・オープンで8強進出

Posted July. 27, 2018 10:02,   

Updated July. 27, 2018 10:02

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2ヵ月ぶりにコートに復帰した鄭現(チョン・ヒョン=22、韓国体育大学、写真)の表情は明るかった。その自信感が勝利につながった。

世界連キング23位の鄭現が26日、米国アトランタで行われた男子プロテニス(ATP)ツアー、アトランタ・オープンのシングルス2回戦で世界ランキング65位のテイラー・フリッツ(米国)を1時間33分で2-0(6-4、7-6)で破り、準々決勝に進出した。

鄭現は今年5月8日、マドリード・オープン1回戦で敗れた後、右足首負傷で離脱していた。全仏オープン、ウィンブルドンなどメジャー大会を放棄し、国内で治療とリハビリに専念した。勢いに乗るタイミングで何度も負傷に足をすくわれた経験から、長い目線で捉えたのだ。

鄭現の7週近いリハビリを手動したチャ医科大学のホン・ジョンギスポーツ医学大学院長は、「鄭現は慢性的な足首不安定性症状を抱えていて、筋力やパワーの維持、筋神経コントロールトレーニングを行った」とし、「60%水準だった足首筋力と反応スピードがほぼ100%まで回復した」」と説明した。

鄭現は1日2時間ずつ足首筋力トレーニングと足首筋神経運動などに集中した。単純な動作を繰り返す退屈な時間を耐えた。また韓国体育大学でテニスをしながら心配機能強化にも励んだ。

鄭現は、「空白があったので、ときめきと期待感でコートに出た。また勝てるようになって幸せだ」と話した。そのうえで、「後期を元気に過ごすのが目標だ。シーズン序盤の好調を取り戻したい」とも語った。

体調の回復とともにロングランの基盤を設けた鄭現は、ATPツアーが集計する危機管理指数部門(under pressure)で247.6点を獲得し1位になった。自身のサーブゲームを逃したりタイブレークの場面など試合中の緊迫した状況を克服する能力を比較した同部門で1位となり、よほどのことえは動揺しない強心臓の持ち主であることが認められた。世界1位のラファエル・ナダル(238.7点)は7位だった。


金鍾錫 kjs0123@donga.com