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北朝鮮、李雪主氏の呼称「女史」から「同志」に降格?

北朝鮮、李雪主氏の呼称「女史」から「同志」に降格?

Posted July. 27, 2018 09:52,   

Updated July. 27, 2018 09:52

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の夫人、李雪主(リ・ソルジュ)氏に対する称号が「女史」から「同志」に5ヵ月余りで変わった。労働新聞は26日、正恩氏の江原道(カンウォンド)視察について、「金正恩同志が李雪主同志とともに現地を指導した」と伝えた。李雪主氏は2012年、北朝鮮メディアに初めて登場した後「同志」と呼ばれ、2月8日の建軍節軍事パレードの報道を機に「女史」に呼称が変わった。続く南北、中朝首脳会談で李雪主氏は「ファーストレディ外交」を行った。

しかし、李雪主氏に対する女史の称号に北朝鮮内部の否定的な世論もあったという。最高指導者の配偶者としては、1970年代の金日成(キム・イルソン)主席の夫人、金聖愛(キム・ソンエ)氏以来、約40年ぶりに「女史」の称号を受けたためだ。1989年生まれとされる李雪主氏には早いという認識もあった。北朝鮮は、金日成主席、金正日(キム・ジョンイル)総書記、正恩氏の生母のほかには女史の称号を控えている。韓国の要人では、李姫鎬(イ・ヒホ)、権良淑(クォン・ヤンスク)、金正淑(キム・ジョンスク)氏ら元大統領夫人と文益煥(ムン・イクファン)牧師の夫人、パク・ヨンギル氏の4人が北朝鮮メディアで女史と呼ばれた。


黃仁贊 hic@donga.com