Go to contents

双子の姉妹が米共和党と民主党からそれぞれ出馬

双子の姉妹が米共和党と民主党からそれぞれ出馬

Posted July. 23, 2018 09:06,   

Updated July. 23, 2018 09:06

한국어

米国で、容姿だけでなく性格まで似ている一卵性双生児の姉妹がそれぞれ共和党と民主党の候補として、郡議員選挙に立候補し、話題になっている。

ミシガン州ケント郡に住む実業家のジェシカ・アン・タイソンさんと放送司会者のモニカ・スパークスさんは、ケント郡12地区・13地区の郡議員選挙に出馬した。タイソンさんが先に13地区の郡議員選挙に共和党から出場する意向を示し、続いてスパークスさんが民主党から12地区の郡議員選挙の出馬を宣言した。

スパークスさんは、「私が民主党を選択した理由は、ジェシカが共和党を選択した理由と同じだ。私たちは同じ問題をそれぞれ別の視点で見るだけ」と話した。姉妹は、「政治性向が異なることが、姉妹の関係を傷つけるかもしれないと考えたことはなかった」とし、「左と右は鳥の両翼」と口をそろえた。

 

姉妹は幼い頃、母親が薬物中毒で、一時里子に出された。その後、ある家庭の養子になり、共に暮らした。彼女たちは、教師である養父母から「積極的な有権者になれ」と教えられて育ったと話した。

 

地元メディアのインタビューで、タイソンさんが、「いつも大きな声援を送ってくれたモニカの支援を今度は期待できなくなった」と残念がると、スパークスさんは「私たちは分裂するのではなく、目的によって分かれるだけ」と話した。

タイソンさんとスパークスさんは来月7日、政党の予備選挙を行い、勝利する場合、11月の本選挙に臨む。


周成河 zsh75@donga.com