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テキサスの伝説になった秋信守、連続試合出塁が47に

テキサスの伝説になった秋信守、連続試合出塁が47に

Posted July. 10, 2018 10:14,   

Updated July. 10, 2018 10:14

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「シンス、オールスターに選ばれたね。おめでとう」

テキサス・レンジャーズの秋信守(チュ・シンス=36)は9日、米国ミシガン州デトロイトのコメリカ・パークで行われたデトロイト・タイガース戦を控えて、ジェフ・バニスター監督から2018メジャーリーグ・オールスター戦に出場することが決まったことを聞いた。秋信守は、「鳥肌が立った。韓国人外野手では初めてメジャーリーグ・オールスター戦の出場することは、私の家族や祖国にも特別なことだ」と満面に笑みを浮かべた。

秋信守はメジャーリーグ事務局が同日発表したオールスター戦の出場選手62人に堂々と名を連ねた。秋信守はファン投票でJ.D.マルティネス(ボストン)に押されたが、選手団推薦でオールスター戦への招待状をもらうことになった。テキサス選手では秋信守が唯一アメリカンリーグのオールスター31人に含まれた。韓国人では、2001年にロサンゼルス・ドジャースの投手朴賛浩(パク・チャンホ)と2002年のアリゾナ・ダイヤモンドバックスの投手金炳賢(キム・ビョンヒョン)に次いで3人目だ。オールスター戦は18日、ワシントンのナショナルズ・パークで開幕する。

秋信守備はメジャーデビュー後初めてオールスターに選ばれた日、47試合連続出塁の偉業も達成した。オールスターに選ばれた感激に興奮したせいか、8回までの4打席で無安打に終わった。9回表にテキサスの攻撃が三者凡退に終われば4番目の打者だった秋信守が打席に立つ機会も得られなかった。ところが、1死後にロナルド・グスマンが中前安打を放ち、秋信守は打席に立つ機会を得た。秋信守は、集中力を発揮し、相手投手の2球目を捉えたが、三塁手前に向かった打球は秋信守が一塁を余裕で踏むほどゆっくり転がった。秋信守は、「野球の神様とグスマンに助けられた」と笑った。

この日、秋信守はテキサス球団史上、1シーズン最多連続試合出塁記録(46試合、1993年のフリオ・フランコ)を塗り替えた。連続試合出塁をもう一つ伸ばせばジョーイ・ボット(シンシナティ・レッズ)とアルバート・プホルス(ロサンゼルス・エンゼルス)が保有している現役選手最多記録(48試合)に並ぶ。メジャーリーグ記録は1949年にテッド・ウィリアムス(ボストン)あ打ち立てた64試合だ。

秋信守は今季86試合に出て打率.293、17本塁打、98安打を記録している。出塁率(.399)も4割に迫っている。


金培中 wanted@donga.com