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声楽家の延侊哲氏、ドイツ語圏で最高栄誉の「宮廷歌手」に

声楽家の延侊哲氏、ドイツ語圏で最高栄誉の「宮廷歌手」に

Posted June. 22, 2018 07:40,   

Updated June. 22, 2018 07:40

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ソウル大学声楽科の延侊哲(ヨン・グァンチョル)教授(53・写真)が、ドイツ語圏の声楽家としては最高栄誉であるKammersaenger(宮廷歌手)の称号を21日(現地時間)、ベルリン国立歌劇場から受けた。東洋人声楽家がKammersaengerに選ばれるのは異例のことだ。Kammersaengeは、ドイツ王政時代に技量が優れた声楽家に王が付与し、現代では州政府が授与する。

清州(チョンジュ)大学音楽教育科を卒業した延教授は、ブルガリアのソフィア音楽大学、ベルリン国立音楽院に留学した。1993年、プラシド・ドミンゴ国際コンクールで優勝して名前を知らしめ、ベルリン国立歌劇場の専属団員として10年間活動した。「ワーグナー専門歌手」として有名だ。

韓国人声楽家がこの称号を受けたのは、2011年にチョン・スンヒョンがドイツのシュトゥットガルト国立劇場から受けた後、二度目だ。


イ・ジウン記者 easy@donga.com