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「神の世界」のメッシ、クロアチア戦で名誉回復はなるか

「神の世界」のメッシ、クロアチア戦で名誉回復はなるか

Posted June. 21, 2018 09:22,   

Updated June. 21, 2018 09:22

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「神の世界」にいるリオネル・メッシ(31=アルゼンチン)が傷ついた自尊心を取り戻すことができるだろうか。

ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグD組初戦のアイスランド戦(1-1)でPKを外す屈辱を味わったメッシが22日午前3時、東欧の強豪クロアジアを相手に名誉回復に臨む。勝利が欲しいアルゼンチンは同日、メッシを前面に立てて波状攻撃に出るとみられる。一方で、初戦(ナイジェリア戦)で勝利し勢いに乗っているクロアチアは、ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)とイバン・ラキティッチ(FCバルセロナ)がはだかる「黄金のMF陣」の活躍で、いち早くグループリーグ突破を決めたいと意気込んでいる。

「(メッシの同僚)ラキティッチがメッシを止める方法についてアドバイスしてくれるだろう。メッシを直接マークしてみたレアル・マドリードのモドリッチとマテオ・コバチッチと一緒に対策を練るつもりだ」

最近、メディアのインタビューで明るみに出たクロアチアのズラトコ・ダリッチ監督(52)の最大の悩みは、「メッシを封じ込める方法」だった。数々のスタープレーヤーを擁しているアルゼンチンのプレーは、メッシから始まってメッシで終わる場合が殆どだった。これは、ダリッチ監督の悩みを軽くしてくれる要素になる。

クロアチアには、メッシとクラブの同僚で豊富な運動量と堅実な守備力を発揮しているラキティッチが中盤に立っている。これにスペインリーグでメッシのマンマークした経験を持つコバチッチもダリッチ監督が使うカードの一つだ。いざとなれば、メッシを阻止するためだけの「専従のマークマン」を配置し、イタリアリーグのセリエA切ってのFWに挙げられるマリオ・マンジュキッチ(32)の決定力で得点を狙うこともできる。

しかしメッシは圧巻のドリブルと想像力豊かな動きで相手の封鎖作戦を一瞬にして崩す能力を持っている。また、先のアイスランド戦が引き分けに終わったものの、ポゼッション率72%を記録するなど試合内容は圧倒的だった。この試合では何度も得点チャンスを逃したが、その決定力さえ回復すれば、アルゼンチンはすぐ優勝候補に相応しい威信を取り戻すと見られている。


金在亨 monami@donga.com