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4-3-3布陣のメキシコ、ウェールズを圧倒するもスコアレスドロー

4-3-3布陣のメキシコ、ウェールズを圧倒するもスコアレスドロー

Posted May. 30, 2018 08:21,   

Updated May. 30, 2018 08:21

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ロシア・ワールドカップ(W杯)で韓国と対戦するF組に所属する国々も親善試合などを通じて本格的な戦力強化に乗り出した。

韓国がグループリーグ第2戦で戦う国際サッカー連盟(FIFA)ランキング15位のメキシコは29日、米国カリフォルニア州パサデナでウェールズ(FIFAランキング21位)と国際親善試合を行った。メキシコは、「チチャリート」の愛称で知られる看板FWハビエル・エルナンデスを最前線に立てる4-3-3のフォーメーションを使った。メキシコは高いポゼッション率(65%)と速やかな攻守の切り替えを活かして終始ウェールズを圧倒した。しかし決定力では物足りなさを露呈した。メキシコは22本のシュートを放ったがスコアレスに終わり試合は0-0で引き分けた。

メキシコは同日、負傷から回復中のMFアンドレス・グアルダードと主力DFエクトル・モレノを休ませたため、100%の戦力ではないとの評価だ。ハン・ジュンヒKBS解説委員は、「ウェールズ戦に先発出場したメキシコ選手のうち、確実に主力と言えるのはエルナンデスなど3人程度だ」との見方を示した。試合終了後、フアン・カルロス・オソリオ監督は、「ケガ人が出る可能性もあるので慎重に采配した」とし、「ドイツ、韓国などW杯で対戦する国のそれぞれのスタイルに応じて柔軟に対応できるチーム作りを心がけている」と話した。

グループリーグ第3戦で戦うドイツは、主力GKのマヌエル・ノイアーが非公開の練習試合を通じて復帰した。2014年ブラジルW杯で主力GKとして出場し、ドイツの優勝をけん引したノイアー昨年9月に左足中足骨を骨折する大ケガをし、これまでリハビリに専念してきた。米国のスポーツ専門メディアESPNによると、ノイアーは29日にドイツの20歳以下代表チームとの強化試合に30分間出場したという。試合はA代表が7-1で勝利した。

韓国がW杯初戦で対戦するスウェーデンは、韓国対ホンジュラスの親善試合(28日)を集中的に分析した。スウェーデン・サッカー協会は、インスタグラムにヤンネ・アンデルソン監督はじめコーチ陣が一堂に会して韓国対ホンジュラス戦のテレビ中継を視聴する姿を映った写真を投稿した。スウェーデン代表チームの関係者は、自国メディアに対し「ホンジュラス戦に出た韓国選手の中では李承佑(イ・スンウ)が印象的だった。チームに活気を吹き込んだ」とコメントした。


鄭允喆 trigger@donga.com