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元在韓米軍司令官「米軍撤収目的の平和協定は韓国に死刑宣告」

元在韓米軍司令官「米軍撤収目的の平和協定は韓国に死刑宣告」

Posted May. 29, 2018 09:04,   

Updated May. 29, 2018 09:04

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「対話しないよりも良いが、北朝鮮が核を放棄するはずがない」

米朝首脳会談の準備作業が進み、米政界などで楽観論を懸念する声が出ている。共和党のマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ)は27日(現地時間)、CBS放送とのインタビューで、「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、核兵器に病的に執着してきた。核兵器が正恩氏に今の国際的地位を与えた。これが北朝鮮の非核化を期待できない理由だ」と強調した。

ジェイムズ・クラッパー前国家情報長官はCNNとのインタビューで、「北朝鮮は彼らの典型的な『二歩前進一歩後退』の行動様式を見せている。慣習的傾向から離れたトランプ米大統領にとって金正恩氏はたやすくいかなかった人物」だと指摘した。そして、「会って挨拶し、握手して笑みを浮かべる関係構築の試みには明らかに価値がある。しかし、北朝鮮が考える『非核化』が太平洋での米軍戦略兵器の縮小を意味するということが心配だ」と指摘した。

 

マイケル、ヘイデン元中央情報局(CIA)長官は、FOXニュースとのインタビューで、「トランプ氏が首脳会談に出るための『宿題』を終えたとは見ない」とし、「首脳会談の結果で北朝鮮のすべての核兵器をなくすことは不可能だ。トランプ氏は会談で不利益を被ることになるだろう」と見通した。

 

バーウェル・ベル元在韓米軍司令官は、「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)とのインタビューで、「在韓米軍の撤収を目的に北朝鮮と平和協定を締結することは、『韓国死刑』文書に署名することと同じだ」と警戒した。そして、「強大な北朝鮮軍兵力が非武装地帯のすぐ前にいる状況で米軍が去るなら、北朝鮮は直ちに軍事攻撃を通じて韓国を占領するだろう」と警告した。


孫宅均 sohn@donga.com