グリーズマンが２得点、アトレティコ・マドリードがヨーロッパリーグを制覇

ワールドカップ優勝候補国フランスのエース、アントワーヌ・グリーズマン（２７＝アトレティコ・マドリード）がシーズンの終わりを華やかに締めくくった。

グリーズマンは１７日、フランスのパルク・オリンピック・リヨンで行われたマルセイユとの２０１７～２０１８シーズン欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）ヨーロッパーリーグ決勝で複数得点を挙げた。前半２１分に先制点を挙げて気勢を上げたグリーズマンは後半４分にはＧＫを越えるチップシュートで敵のネットを揺らした。これにガビ（３５）の止めを刺すゴール（後半４４分）を決めたアトレティコ・マドリードが３－０の完勝を収め、優勝を飾った。

アトレティコ・マドリードの優勝は、２００９～２０１０、２０１１～２０１２シーズンに次いで今回が３度目。半面、１９９８～１９９９、２００３～２００４シーズンに次いで３度目に決勝に進出したマルセイユは、今度も優勝には届かなかった。

グリーズマンの活躍で、祖国フランス代表の陣容も重みを増してきた。フランスはブラジルやドイツ、スペインとともにワールドカップの「ビック４」に挙げられる強豪。今回のＷ杯で２度目の優勝を目指すフランスはＭＦポール・ポグバ（２５＝マンチェスター・ユナイテッド）、ＤＦラファエル・ヴァラン（２５＝レアル・マドリード）ら攻守にわたって多くのスタープレーヤーを保有している。これに攻撃を率いるグリーズマンがヨーロッパリーグで得点部門４位（６ゴール）に入るなど絶頂の得点感覚を発揮し、フランスの破壊力はさらに増しそうだ。


金在亨 monami@donga.com