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「ミュンヘンキラー」Rマドリードが先勝、敵地で欧州CL決勝進出に王手

「ミュンヘンキラー」Rマドリードが先勝、敵地で欧州CL決勝進出に王手

Posted April. 27, 2018 08:14,   

Updated April. 27, 2018 08:14

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ラ・リーガの「ミュンヘンキラー」レアル・マドリードがドイツのサッカー聖地、アリアンツ・アレーナを今度も沈黙させた。

Rマドリードは26日、敵地で行われた2017~2018欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦でホームチームのバイエルン・ミュンヘンを2-1で破った。特急ウィンガー、アリエン・ロッベン(前半8分)と守備の要、ジェローム・ボアテング(前半34分)が試合途中負傷で抜けたミュンヘンの隙を攻め込み決勝進出に有利な立場に立った。

枠内シュートは7(マドリード)対17(ミュンヘン)で試合はミュンヘンの槍とRマドリードの盾の対決の様相を帯びた。前半28分、ミュンヘンのヨシュア・キミッヒが先制ゴールを決めたものの、16分後にRマドリードのマルセロ(前半44分)が同点ゴールを決めて試合は振り出しに戻った。後半12分、相手守備のミスを逃さなかったマルコ・アセンシオの決勝ゴールで試合はRマドリードの勝利に終わった。

両チームの対決は欧州CLではお馴染みのビックマッチだ。この日の勝利でRマドリードは対戦成績(12勝2分け11敗)でミュンヘンをリードした。1975~1976シーズンの準決勝(第1、2戦)でミュンヘンと対戦して勝利(1分け1勝)したのをはじめこれまで計25回対戦した。とくにRマドリードはミュンヘンと対戦した直近の6試合で全勝し、2010年代(6勝1敗)の直接対決では圧倒的な優位に立っている。

直前までの同大会で11戦連続得点を記録したCLの男、クリスチアーノ・ロナウドは、この日は珍しく沈黙した。だがチームの勝利でロナウドは、以前イケル・カシージャスが持っていた同大会通算最多勝(95勝)を越え、CL96勝目を記録する喜びを味わった。ロナウドは今季の同大会で15ゴールを決めており、残り試合で2013~2014シーズンに自ら打ち立てた1シーズン最多得点記録(17ゴール)に挑む。

直前まで同大会2連覇を果たしているRマドリードは、今回は3連覇を目指している。RマドリードとミュンヘンのCL準決勝第2戦は来月2日、Rマドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われる。


金在亨 monami@donga.com