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「北朝鮮住民、米朝対話の状況よく知らず」 アルジジーラが平壌市民インタビューを放送

「北朝鮮住民、米朝対話の状況よく知らず」 アルジジーラが平壌市民インタビューを放送

Posted April. 24, 2018 08:13,   

Updated April. 24, 2018 08:13

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米朝首脳会談を控えた現時点でも、トランプ米大統領に対する北朝鮮住民の敵がい心に変化はないと、中東圏放送アルジャジーラが22日、報じた。同放送は、「トランプ氏に対する北朝鮮住民の見解-彼は人なのか」と題して、ジェームス・ベイス外交担当記者が今月中旬に平壌(ピョンヤン)で行ったインタビューの一部を放映した。

放送に登場したある北朝鮮男性は、「トランプという名前を聞いただけで朝鮮の人は怒る。朝鮮民族全体を脅かした。彼は人か。獣だ」と憤った。別の男性は、「米国の人々は憎まないが、私は米国の帝国主義は嫌いだ。すべての朝鮮の人はトランプ氏を憎む」と話した。

放送は、南北、米朝関係が最近急進展しているが、米国とトランプ氏に対する北朝鮮内の一般的感情は依然として敵対的だと伝えた。また、「北朝鮮の一般住民は現在(南北と米朝の間で)進行中の外交の動きを全く知らない」と伝えた。しかしインタビューが、北朝鮮が南北、米朝の対話局面について発表する前の今月半ばに行われたことを考えると、現在は北朝鮮住民が首脳会談について知っている可能性が高い。


周成河 zsh75@donga.com