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文大統領と金正恩氏、来週初のホットライン会談

文大統領と金正恩氏、来週初のホットライン会談

Posted April. 16, 2018 07:38,   

Updated April. 16, 2018 07:38

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が南北首脳会談を控えて来週、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と電話会談を行う。また大統領府は、南北首脳会談後の文大統領とトランプ米大統領の会談を推進している。

大統領府関係者は15日、「南北ホットラインが構築されれば、首脳会談前に南北首脳間の電話会談が実施されるだろう」と話した。正恩氏が韓国の首脳と会談するのは初めて。文大統領は、正恩氏との会談で、北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季五輪参加に対する謝意を表明し、持続可能な南北関係発展の考えを伝える予定だ。ただ、文大統領が会談で非核化の議題について直接言及する可能性は低いという。

大統領府は同日、南北が14日に板門店(パンムンジョム)の北朝鮮側統一閣でホットライン協議を含む通信実務会談を行ったと明らかにした。南北はまた、首脳会談の議題調整などのための南北高官級会談を19、20日頃に開く予定だ。

さらに文大統領は、27日の南北首脳会談の直後、トランプ氏と電話会談を行い、首脳会談の成果を伝え、非核化ロードマップなど米朝首脳会談の準備について意見を交わすものと見える。大統領府関係者は、「南北首脳会談が終われば、(トランプ氏と)電話会談するか直接会って意見を交わす必要がある」とし、「今のところ首脳会談の前に(トランプ氏と)会談する可能性は低い」と話した。


ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com