Go to contents

習近平主席「韓国は中国の一部だった」、米中首脳会談で発言

習近平主席「韓国は中国の一部だった」、米中首脳会談で発言

Posted April. 20, 2017 08:24,   

Updated April. 20, 2017 08:25

한국어
6、7日に行われた米中首脳会談で、中国の習近平国家主席は「韓国が中国の一部だった」と発言し、米国のトランプ大統領はこの発言を聞いて受け入れるような態度を示したことが伝えられ、論議を呼んでいる。

トランプ大統領は12日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、「習主席から中国と韓国の歴史について聞いた。北朝鮮ではなく韓半島全体の話だった。(中国と韓国には) 数千年の歳月の間、多くの戦争があった」と切り出した。そして習主席から「韓国は実際に中国の一部だった(Korea actually used to be a part of China)」という説明を聞いたと紹介した。

トランプ大統領は、「(習主席の歴史講義を)10分間聞いて(北朝鮮問題が)容易ではないことを悟った」と語った。この発言は、当時、同紙の記事には記載されず、後にインターネットに公開されたインタビューの全文で公開された。

この発言が伝えられると、米ニュースサイト「QUARTZ(クオーツ)」は18日、「トランプ大統領がウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで衝撃的な無知を露呈した」とし、「韓国人を怒らせること」と指摘した。紀元前に漢が韓半島北部に漢四郡を設置した時や13世紀の元の拡張期を挙げることはできるだろうが、いずれも韓国が中国に完全に従属したと見るには無理がある。

またトランプ大統領は、故金正日(キム・ジョンイル)総書記と息子の金正恩(キム・のジョンウン)労働党委員長を区別できず、北朝鮮問題に対する基本的な認識が欠けているという指摘も受けている。18日、FOXスニュースとのインタビューで、「前任のビル・クリントンとバラク・オバマ大統領がこの紳士(this gentleman)と長い間対話をした」とし、金委員長を名指ししたが、実際はクリントン元大統領と会ったのは父親の金総書記だ。



黃仁贊 hic@donga.com