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中国、北朝鮮党大会に宛てた祝電で金正恩氏に言及せず

中国、北朝鮮党大会に宛てた祝電で金正恩氏に言及せず

Posted May. 09, 2016 07:17,   

Updated May. 09, 2016 07:33

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中国は、北朝鮮の第7回労働党大会に「共産党中央委員会」の名前で送った祝電で、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記について言及しなかったと、香港の鳳凰テレビが7日、報じた。

鳳凰テレビは、「祝電で金第1書記について言及しないのは、中国の強力な警告と引き止めにもかかわらず、金正恩政権が今年4度目の核実験と長距離ミサイル試験発射を強行したことへの不満の反映とみえる」と伝えた。1980年に開かれた第6回労働党大会の時は、李先念・国家副主席が率いる代表団が参加した。

鳳凰テレビは平壌(ピョンヤン)発で、北朝鮮の要人らが、中朝両国、労働党と共産党が協力を強化して地域の平和と安定を共に守ることを希望するという内容が書かれた祝電に関心を示したと伝えた。要人らは、平和と安定を共に守ることは北朝鮮が継続していることだとし、中国が北朝鮮の核兵器と核の力量強化を支持することを期待したと、鳳凰テレビは伝えた。

これに先立ち国営新華社通信は、党大会開幕日の6日午後10時29分(韓国時間午後11時29分)、中国共産党中央委員会が送った祝電の全文を紹介した。祝電は、「中国は中朝関係を大変重視する」と歴史的親密性を強調しながらも、「中国は朝鮮と共に努力し、地域と世界の平和と安定に積極的な貢献をすることを願う」というメッセージを伝えた。



베이징=구자룡특파원 北京=ク・ジャリョン特派員 bonhong@donga.com