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李天秀、蔚山現代へと国内復帰が決まる

Posted March. 09, 2005 22:49,   

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02韓日W杯4強神話の主役の一人、李天秀(イ・チョンス、24、ヌマンシア)選手を再びプロサッカーKリーグのグラウンドで見ることができるようになる。蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)が李天秀の移籍条件を把握した後、肯定的な検討に入っており、李天秀も蔚山入団を希望しているため、彼の復帰が秒読みの段階に入った。

蔚山球団は8日夜、エージェント社のIFA側と李天秀の移籍に関する協議を行い、入団問題を決着付けるため、本格的に作業に入った。李天秀の国内復帰条件は移籍料185万ドル(約18億5000万ウォン)に年俸10億ウォン前後。

蔚山側は、「年俸問題を除いてはほかの細かな移籍条件で大きな問題はない」と明らかにした。李天秀の年俸が予想していた水準よりやや高いが、チーム高位幹部の決定次第で電撃的に受け入れられるし、調律すべき部分があればさらに交渉を重ねられるという説明だ。

蔚山は李天秀が、地元チームの蔚山に復帰するのが当たり前だと主張。長期間掴めておいてフランチャイズスターに育てるという計画まで立てている。

李天秀も蔚山への復帰を希望している。蔚山はIFAとの接触で、「どうせなら自分を育ててくれた蔚山でプレーしたい」という李天秀の考えを伝えてきた。

これで李天秀は、03年7月、移籍料350万ドルと年俸50万ドルに蔚山からレアル・ソシエダードへ移籍してから約1年8ヵ月ぶりにKリーグに復帰することになった。

李天秀はレアル・ソシエダードで計35試合に出場して2アシストのみを記録し、ヌマンシアへ賃貸されてからは攻撃ポイントを上げられなかった上、負傷まで重なり「ベンチウォーマー」になり、厳しい時間を過ごしている。

一方、IFAは、7月世界の名門クラブチームが参加する中で、韓国で開かれるピースカップ国際サッカー大会には李天秀をレアル・ソシエダード所属として出場させる計画だ。



權純一 stt77@donga.com