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東京五輪1年延期で変わった代表選手たちの天気図

東京五輪1年延期で変わった代表選手たちの天気図

Posted April. 01, 2020 07:54,   

Updated April. 01, 2020 07:54

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1年延期となった東京オリンピックの開幕が来年7月23日に確定され、各競技団体も出場資格、代表チームの構成、トレーニングスケジュールなどの計画を組み直すために忙しい。

テコンドーは1月の選抜戦を通じて確定した男子58キロ級のチャン・ジュン(韓国体育大学)をはじめ、68キロ級のイ・デフン(大田市役所)など、現在の男女代表選手たちがそのまま来年のオリンピックに出ることになった。

世界テコンドー連盟(WT)は、既に配分された出場権をそのまま維持する。現在まで、オリンピックランキング、大陸選抜などを通じて128人のうち87人(68%)の選手がオリンピック出場権を獲得した。韓国は男女6階級で五輪出場権を獲得した。

代表的な「メダル箱種目」であるアーチェリーは、東京で男女個人、団体戦に新設されたミックス戦まで、5種目に出場する予定だ。オリンピック出場権はすでに獲得している。大韓アーチェリー協会は近いうちに選抜戦を行って、五輪に出場する男女3人ずつに絞る計画だ。今年のオリンピック開催を前提に進めている選抜戦はすべて中断された状況であり、これまでの結果を新たな選抜戦にどのように適用するかを決定しなければならない。

ゴルフ、フェンシング、バドミントンなど、世界ランキングに基づいて出場権を配分する種目は、ランキングレースが中止となり、新しいオリンピックランキングの確定日付を決めなければならない。オリンピックゴルフは当初、男子は6月22日、女子は29日のランキングに基づいて出場資格を与える予定だったが、オリンピックが1年延期されたことで、基準時期を変えなければならない。無難に出場権を獲得するとみられた1位の高眞榮(コ・ジンヨン)と3位のパク・ソンヒョンが激しい追撃を受ける可能性がある。フェンシングとバドミントンもランキングレースが中止となった状況であり、これに関連して、国際フェンシング連盟(FIE)、世界バドミントン連盟(BWF)の決定を待っている。男子フェンシング・サーブルの世界ランキング1位のオ・サンウク、バドミントン女子シングルス世界9位のアン・セヨンなど、出場の安定圏に入った選手たちが順位を維持するかに注目が集まっている。

サッカー、野球などの団体球技試合は、代表構成がカギとなっている。男子サッカーは、エントリの資格を23歳未満と規定しているが、これを適用すれば、今年1月の最終予選で出場権獲得において先頭に立った1997年生まれの選手たちが、来年のオリンピックに出られない。大韓サッカー協会は、アジアサッカー連盟、国際オリンピック委員会(IOC)などに、「オリンピック出場のために予選を戦いながら準備してきた選手たちが、不可抗力的な事由で大会が延期となり、本戦に参加できないのは不公平だ」という内容の公式文書を送った。IOCはまだ、これに対する立場を明らかにしていない。

先月、オリンピック事前登録名簿111人を発表した野球代表チームは、選手選抜を最初からやり直す予定だ。

サッカー代表チームの金學範(キム・ハクボム)監督と野球代表チームの金卿文(キム・ギョンムン)監督の契約延長も検討する必要がある。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com