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安倍氏を抜擢した小泉氏「安倍さんは辞めざるを得ない」

安倍氏を抜擢した小泉氏「安倍さんは辞めざるを得ない」

Posted April. 01, 2020 07:54,   

Updated April. 01, 2020 07:54

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「誰か見ても(森友学園問題に安倍首相が)関与したのは明らかではないか。責任を取ってやめなければならない」

安倍晋三首相の「政治的師匠」である小泉純一郎元首相が、31日に発売された週刊誌「週刊朝日」とのインタビューで、国有地売却に安倍氏が介入したという疑惑が提起された森友学園問題と関連して、安倍氏を強く批判した。

小泉氏は森友学園が新設しようとした小学校の名誉校長に安倍氏の夫人の昭恵氏が就任したことを取り上げ、「安倍首相は関与しなかったということをどう証明するのか。嘘をついたのだろう」と指摘した。

また「国会で『自分が関与したらやめる』と言ったので、責任を取ってやめなければならない」と強調した。

安倍氏は公的な行事である「桜を見る会」を私的に利用したという指摘も受けている。会の招待者名簿が破棄されたことについて小泉氏は、「このようなことをよくもしてくれた。長期政権で自信がついたようだ」と批判した。安倍氏の自民党総裁4選が議論されていることについては、「来年9月に任期が満了になればやめるのではないか。首相は激務でこれ以上長くしたいとは思わないだろう」と話した。

 

安倍氏が生涯の課題としている改憲について、「選挙で争点とせず時期を待てば(改憲は)可能だろう」と見通した。

小泉氏は在任中に安倍氏を官房長官、自民党幹事長などの要職に起用した。2002年に北朝鮮を訪問した時も官房副長官だった安倍氏を連れて行き、政治的成長の機会を与えた。


東京=パク・ヒョンジュン特派 lovesong@donga.com