新型コロナウィルス感染症がテニスの四大大会まで揺さぶっている。
全仏オープンを運営するフランステニス協会(FFT)は17H、今年の大会日程を9月20日から10月4日(現地時間)までに調整したと発表した。もともと今年は5月24日に開催する予定だった。
こうなれば選手たちは、元々シーズン最後の四大大会だった全米オープン(8月24日~9月13日)が終わってすぐ全仏オープンに参加しなければならなくなる。しかも9月18日と19日にひあ男子国別対抗戦のデビスカップが開かれる予定だ。大会延期発表に選手たちが難色を示している理由だ。
しかしFFTは、「移動禁止令のため、とても大会を準備できない状況だ」と延期の理由を説明した。フランス政府は17日から半月間、全国に移動禁止令を下している。6月29日開幕予定だったウィンブルドン大会を調整する場合、全体日程はさらにこじれるのは必至だ。
米男子ツアー(PGA)もメジャー戦のPGA選手権を延期することにしたと発表した。当初は5月14日から4日間開催される予定だった。
PGAツアーは、また4月末から5月中旬にかけて開催する予定だったRBCヘリテージ、チューリッヒクラシック、ウェルズファーゴ選手権、AT&Tバイロン・ネルソンの4大会も中止した。
黃奎引 kini@donga.com