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文大統領「MERSやSARSの時とは比較できない」、企財部は補正予算の拡大を検討

文大統領「MERSやSARSの時とは比較できない」、企財部は補正予算の拡大を検討

Posted March. 14, 2020 08:02,   

Updated March. 14, 2020 08:02

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日、新型コロナウイルス感染症による経済的影響について、「政府は前例のない対策を、最善を尽くして作り出さなければならない」と指示した。これにより、補正予算の大幅な増額はもとより、一部の地方自治体が推進している災害基本所得性格の政府予算の執行も行われると見られる。

文大統領は同日、大統領府で経済・金融状況特別点検会議を開き、「経済政策を手がける方々は、過去の緊急事態に準じて対策を考えることがあるが、今はMERS(中東呼吸器症候群)、SARS(重症急性呼吸器症候群)とは比較にならない緊急経済状態だ」と述べた。政府関係者は、「文大統領の指示に基づいて、災害基本所得という名目ではないだろうが、基礎生活保障給付を受けられない中位所得以下の階層への支援も本格的に検討されるだろう」と語った。

これと共に、大邱慶北(テグ・キョンブク)地域を特別災害地域に指定することにした。丁世均(チョン・セギュン)首相は同日、中央災害安全対策本部での会議で、「(特別災害地域の宣言)関連手続きを進めており、終わり次第、近いうちに大統領に正式に提案したい」と語った。


韓相準 alwaysj@donga.com