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トロント新人の柳賢振、スプリングキャンプで早くも存在感

トロント新人の柳賢振、スプリングキャンプで早くも存在感

Posted February. 15, 2020 08:42,   

Updated February. 15, 2020 08:42

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トロント・ブルージェイズのスプリングキャンプの公式練習が始まった14日、フロリダ州のダニーデンにあるバービーメティック・トレーニング施設。

この7年間着続けたロサンゼルス・ドジャースのユニフォームからトロントのジャージに着替えた柳賢振(リュ・ヒョンジン=33)に違和感は全くなかった。アリゾナ州でトレーニングをしてきたドジャース時代とは違い、フロリダ州で行われる初のキャンプだが、柳賢振はいつも通りの淡々とした表情だった。口では「自分は、このチームに新しく加入した新人」と言った。しかし、練習での態度や素振りでは、チームの大ベテランのようなオーラが滲み出た。

トロントは、新シーズンを控えて自由契約選手(FA)になった柳賢振を4年総額8000万ドル(約947億ウォン)で獲得した。

初練習から、球団史上3番目の高額契約の選手に相応しくチーム内外でエースとしての待遇を受けた。この日、トレーニング場には韓国報道陣を含め米国とカナダのメディアまで60人あまりが柳賢振の一挙手一投足を取材した。とくに、30人を軽く超える韓国報道陣の数にチームの関係者と地元報道陣は驚きを隠さなかった。

数日前、個人的にブルペン投球をした柳賢振は、この日は若手捕手リース・マグワイア(24)と呼吸を合わせた。33球のブルペン投球をする間、自身が持っている全球種(速球、カットファストボール、カーブ、チェンジアップ)を一つずつ確かめた。

柳賢振は、「ゆっくり投球数と回数を増やしたいく考えだ。米国進出後にしてきた通りにしたい」とし、「最初から多くのことを見せながら無理するつもりはない」と話した。「チームのエースとしてどんな姿を見せるべきか」という質問には、「まだ自分も学ぶべきことが多い。エースの役割よりは楽しく野球をしたい。若い選手たちが気になることを聞いてきたら、自分が知っている範囲で助けてあげたい」と答えた。


李憲宰 uni@donga.com