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カージナルスの金広鉉、先発ローテ入りはなるか

カージナルスの金広鉉、先発ローテ入りはなるか

Posted February. 14, 2020 08:44,   

Updated February. 14, 2020 08:44

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メジャーリーガーとして新しいシーズンの準備に励んでいる金広鉉(キム・グァンヒョン=32、セントルイス・カージナルス)は、韓国で活躍した時のように先発の座を勝ち取ることができるだろうか。韓国プロ野球(KBO)SKの不動のエースだった金広鉉が、先発として活躍するためには、まずチーム内の争いで生き残らなければならない。

金広鉉は13日、フロリダ州ジュピターのロジャー・ディーン・スタジアムで行われた投手・捕手の合同練習で初めてチームのユニフォームを正式に着用してグランドを踏んだ。SK時代と同じ赤色系のユニフォームには背番号「33」と「KIM」が刻まれていた。33はロサンゼルス・ドジャースの伝説の左腕サンディー・コーファックスの背番号「32」に1を足した数字だ。

金広鉉の先発ローテ入り争いのライバルは、カルロス・マルティネス(29)だ。現在、カージナルスの先発ローテに残っているのは1枚だけだ。すでにベテランのアダム・ウィンライト(39)を中心にジャック・フラハーティ(25)、ダコタ・ハドソン(26)、マイルズ・マイコラス(32)による先発ローテが決まっている。2018年のシーズン途中に肩の負傷でリリーフに配置転換されたマルティネスは、2015年から2017年まで毎年10勝以上を挙げ、チームの主力先発として活躍した。カージナルスは実力が証明されたマルティンスを優先的に考慮している。カージナルスのジョン・モゼリアク社長は、「チームにとってベストの方向で検討されるべきだ。マルティネスが好調なら先発で起用されるだろう」と話した。

金広鉉にもチャンスはある。スプリングキャンプで跳び抜けた競争力を見せることができるかがカギとなる。マイク・シルト監督は、「マルティネスが先発投手として良い活躍をしたが、まだ決まったことは何もない」とコメントした。金広鉉については「チームに貢献したいとしている選手だ。先発起用の機会をうかがっているが、チーム優先の考え方をしていたのでありがいと思った」と褒め称えた。金広鉉は入団会見で「先発投手として活躍したい。だがチームが望むならどんな仕事でも受け入れる」と話した。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com