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保守統合新党の党名、「大統合新党」で暫定決定

保守統合新党の党名、「大統合新党」で暫定決定

Posted February. 11, 2020 08:42,   

Updated February. 11, 2020 08:42

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最大野党「自由韓国党」や「新しい保守党」が参加する統合新党の党名が「大統合新党」で10日、暫定決定された。発足式は16日に開催予定。新しい保守党の劉承ミン(ユ・スンミン)保守再建委員長が前日(9日)、自由韓国党に「新設合党」を求めたのに続き、新しい保守党が統合新党準備委員会(統準委)に公式に参加したことで、遅々として進んでいなかった保守統合に弾みがついている。

新しい保守党は同日、鄭柄国(チョン・ビョングク)議員を統準委共同委員長に公式に派遣した。新しい保守党はこれまで、自由韓国党に両党協議を要請し、保守統合を議論してきた統準委には参加しなかった。鄭氏は、「黄教安(ファン・ギョアン)代表の鍾路(チョンロ)出馬と劉承ミン委員長の不出馬宣言は、大統合に弾みをつけた」とし、「時間がないため、早く推進しなければならない」と主張した。統準委会議では、新党の党憲と政治綱領・政策について話し合われるという。新党の公認管理委員会の構成に関しては11~14日の3日間、議論する予定だ。

さらに、自由韓国党と新しい保守党の両党の合党議論も早まるものとみられる。新しい保守党の劉承ミン委員長の「新設合党」提案に、自由韓国党は13日に開かれる全国委員会で新設合党の推進を議決するとして応じる考えだ。自由韓国党関係者は、「当初、全国委では保守統合を議決する予定だったが、新設合党に向けた決定権限を最高位に委任することを議決することで方針を変えた」と明らかにした。自由韓国党は近く、新しい保守党との合党関連の実務を議論するための担当機構の合同会議も始める。政党法上、合党は代議機関やその担当機関の合同会議の決議が必要なためだ。この機構で両党は暫定合意した党名を確定し、政治綱領・政策、事務局の雇用継承などを議論するものとみえる。実務議論には自由韓国党からは金相勲(キム・サンフン)、宋彦錫(ソン・オンソク)議員、新しい保守党からは鄭柄国(チョン・ビョングク)、鄭雲天(チョン・ウンチョン)議員が参加する。

 

自由韓国党の黄教安代表と新しい保守党の劉承ミン委員長の「一対一談判」が早ければ11日に行われるものとみえる。同日の談判で黄氏は、劉氏の「ソウル・首都圏出馬」を説得する方針だ。汝矣島(ヨウィド)研究院のソン・ドンギュ院長は同日、ラジオで、「黄教案代表が、劉承ミン議員に今回の総選挙で出馬し、再びソウル・首都圏の奪還に向けて積極的な役割を注文すると予想する」と述べた。


李知訓 easyhoon@donga.com