Go to contents

中国に行ってきた学生はしばらく寮で分離…授業開始を1週間延期

中国に行ってきた学生はしばらく寮で分離…授業開始を1週間延期

Posted February. 03, 2020 08:18,   

Updated February. 03, 2020 08:18

한국어

新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の確定患者が急激に増えたことで、中国人留学生の多い全国の大学が対策作りに乗り出している。各大学は最近、中国を訪問した寮生は分離生活するようにした。入学式などの主なイベントもキャンセルし、上半期の中国大学との学生交流は暫定延期した。

2日、ソウル大学によると、この大学の寮は、中国湖北省を訪問してから1カ月が経っていないか、中国の他の地域に行ってきてから2週間が経っていない寮生は、当分の間、別の寮で生活させる方針だ。約150人が分離生活する。しかし、一部の学生は、「睡眠のみを別にするだけで、食堂やキッチンなどの施設は一緒に使うようにするのは問題だ」と抗議している。これを受けて学校側は「特別な症状が見られる状況でもないのに、完全隔離するのは難しい」と説明した。

中央(チュンアン)大学は先月28日、新型コロナ感染対策委員会を設置した。湖北省の訪問から2週間が経っていない寮生は、「宿泊と食事をしながら外部との接触がないように特段の措置を取るべきだ」という勧告を発表した。また、全体学生の中でも湖北省を訪問した人たちは2週間登校を禁止し、中国の他の地域の訪問者は、症状がない場合にのみ登校することを勧告した。

慶煕(キョンヒ)大学は、今月中旬に開かれる予定だった学位授与式と新入生入学式を全面キャンセルした。先月31日にこうした内容の電子メールを学生たちに発送した。慶煕大学は、「来月2日に予定されていた1学期の開始日も9日に1週間延期する」と伝えた。

成均館(ソンギュングァン)大学も、今月27日予定の新入生入学式を取り消した。やはり今月開かれる予定だった新入生歓迎行事である初心者学び場のコース(セト)と新入生オリエンテーション(OT)も行わない。成均館大学は新型コロナ感染予防と関連して、「上半期の中国大学との学生交流をキャンセルするために協議している」と明らかにした。この学校は、中国の大学に行く予定だった交換学生は、他の国で勉強できるようにし、韓国に来ることになっていた中国学生は受け入れない方針だ。


チョン・チェウン記者 キム・ソヨン記者 chan2@donga.com · ksy@donga.com