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文大統領、北朝鮮への個別観光推進を強調

文大統領、北朝鮮への個別観光推進を強調

Posted January. 28, 2020 09:06,   

Updated January. 28, 2020 09:06

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、新年のメッセージで、「北の故郷から来た方々が、早く家族と共に時間を過ごせるよう努力する」と明らかにした。北朝鮮の反応がない中、北朝鮮への個別観光推進の意向を再度明らかにしたのだ。

文氏は、旧正月を控えてSNSに投稿した新年の映像メッセージで、「名節には懐かしさがひと際蘇る方々がおられる」とし、このように話した。統一部は、20日に公開した北朝鮮の個別観光と関連して、離散家族の金剛山(クムガンサン)・開城(ケソン)訪問を優先的に推進すると明らかにした。米国が、独自の南北協力構想に対して、「非核化の進展と歩調を合わせなければならない」と懸念しているが、個別観光事業に拍車をかける考えを固守したのだ。文氏は去年の旧正月のメッセージでは、北朝鮮について触れなかった。

文氏はさらに、「今年は国民が皆『確実な変化』を体感し、希望を持つことができるようさらに奔走する」と述べた。また「大韓民国は小さいが強い国」とし、「どんな困難にも勝ってきたし多くの分野で世界を先導するほど発展した」と述べた。経済認識をめぐる論議にもかかわらず、今年の経済指標の改善に対する楽観的な展望を示した。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com