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国内の中国肺炎疑惑患者は「新種コロナ」と無縁

国内の中国肺炎疑惑患者は「新種コロナ」と無縁

Posted January. 13, 2020 08:13,   

Updated January. 13, 2020 08:13

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中国湖北省武漢市に行ってきた後、肺炎症状を見せていた30代の女性は、「新種コロナウイルス」とは関連がないことが分かった。これに先立て中国保健当局は9日、肺炎患者の集団発生は新型コロナウイルスの感染によるものだと発表した。

疾病管理本部(疾本)は昨年12月13日から17日にかけて武漢に行ってきた中国国籍の女性Aさん(36)を相手に「パンコロナウイルス(Pan-Coronavirus)」の検査を実施した結果、陰性だと、12日明らかにした。この検査は、すべてのタイプのコロナウイルスの感染有無を確認できる。Aさんは状態が好転して、11日に退院した。疾本の関係者は、「原因を知ることはできないが、少なくともコロナウイルスではないことが確認された」と明らかにした。

疾本は、中国保健当局に新型コロナウイルスに関する遺伝子情報の共有を要請した。しかし、中国側はまだ関連情報を公開していない。一方、中国武漢市の衛生健康委員会は、新型コロナウイルスに感染した61歳の男性肺炎患者が9日死亡したと発表した。ただ、疾本は、人間の間の伝播事例は確認されておらず、3日以降追加患者がないことを考慮して、現在の検疫措置を維持する計画だ。


全主榮 aimhigh@donga.com