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日本製のマスカラとアイライナーから放射性物質

日本製のマスカラとアイライナーから放射性物質

Posted January. 08, 2020 07:58,   

Updated January. 08, 2020 08:51

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日本製の有名マスカラとアイライナーから、化粧品の使用禁止原料である放射性物質が検出され、食品医薬品安全処(食薬処)が該当製品の販売を直ちに中止させ、製品回収の措置を取っている。

7日、食薬処は日本の化粧品メーカー・フローフシが生産して、アイティベックスインターナショナルが輸入・販売した「フローフシモテマスカラ」7種と「フローフシモテライナー」3種から放射性物質トリウムとウランが検出されたと発表した。

該当製品で確認された数値は、最大で年間1億分の9mSv(ミリシーベルト)程度で微量だが、放射性物質は化粧品に使うことができないので、販売中止の措置が下された。一般人の最大年間被曝放射線量の安全基準は1mSvだ。食薬処の関係者は、「放射性物質は極めて少量検出されて、既存の使用者の被曝の危険はない」と説明した。

該当製品を購入した消費者は、輸入社や販売店に返品すればよい。食薬処は今後、関税庁、原子力安全委員会と一緒に輸入化粧品の通関段階でのモニタリングを強化する予定だ。この過程で、輸入化粧品から放射性物質が検出されれば、暫定販売中止の措置と集中回収・検査を実施する計画だ。


ウィ・ウンジ記者 wizi@donga.com