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咸安馬甲塚の馬の鎧などの伽倻文化財5件が宝物指定

咸安馬甲塚の馬の鎧などの伽倻文化財5件が宝物指定

Posted January. 07, 2020 07:54,   

Updated January. 07, 2020 07:54

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文化財庁は、慶南咸安郡(キョンナム・ハムアングン)の馬甲塚から出土した馬の鎧と環頭刀子などの伽倻文化財5件を宝物に指定したと、6日明らかにした。朝鮮時代の典籍や陶器など3件も宝物に指定した。

馬甲塚から出土された鉄の馬の鎧と環頭刀子は、5世紀阿羅伽倻で製作したもので、1992年に墓の主人公の左右から発掘された。馬の鎧は、馬頭を覆う兜、首と胸を覆う頸胸甲、馬の体を覆う身甲がほぼ円形のまま出てきた。刀子は、伽耶人たちの鉄の操練技術や工芸技術、造形感覚を同時に垣間見ることができる遺物と評価される。この他、陜川玉田(ハプチョン・オクジョン)古墳群から出土した複数の環頭刀子と金のイヤリング、1401年に板刻して出版した「大佛頂如來密因修證了義諸菩薩萬行首楞嚴經」、朝鮮時代の風水地理書「地理全書洞林照膽」、15〜16世紀に製作された白磁靑畵梅鳥竹文甁も一緒に宝物に指定された。


趙鍾燁 jjj@donga.com