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1990年代の選手が2020年代にも現役、NBAアトランタのビンス・カーター

1990年代の選手が2020年代にも現役、NBAアトランタのビンス・カーター

Posted January. 06, 2020 08:18,   

Updated January. 06, 2020 08:18

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ビンス・カーター(43=アトランタ・ホークス、198センチ)が米プロバスケットボール(NBA)史上初めて1990年代から2020年代までを経験する選手になった。

カーターはAインディアナ・ペイサーズと対戦した5日のホームゲームの時、第1Qに終了6分30秒を残してコートに入った。1998~1999シーズンにデビューしたカーターが2000年代、2010年代を経て、2020年代の試合にも出場する瞬間だった。アトランタのファンたちは起立拍手でカーターを迎えた。アトランタは前日、ボストンで新年初戦を行ったが、カーターの出番はなあった。1998年の新人ドラフトでゴールデンステート・ウォリアーズに全体5位指名受けたカーターは、入団直後にトレードされ、トロント・ラプターズ所属で新人王を受賞した。

「エアーカナダ」の異名が物語るようjに、カーターはもともとダンクシュートに関しては圧倒的な存在感を示した。カーターのダンクシュートを全国に見せるため、NBA事務局が2000年のオールスターゲームを控えて、先の2年間中止していたスラムダンクコンテストを復活するほどだった。カーターは2000年のシドニー五輪に米国代表として参加し、フランスの218センチのフレデリック・ワイズを前に立たせてこれ見よがしにダンクシュートを決め、話題を呼んだことがある。

年を重ねながら全盛期の華麗なプレーを見ることは少なくなったが、貫禄は亡くなっていない。アトランタのような若いチームで依然としてカーターを必要としている理由だ。カーターを除いたアトランタ選手のうち4人がカーターがドラフトされてから生まれている。昨季のオフシーズンにアトランタと契約を1年延長し、NBA舞台で22年目を迎えてる初の選手にもなった。

一方、試合ではイースタン・カンファレンス最下位のアトランタがインディアナを116-111で破った。カーターは18分2秒間出場し、3得点3リバウンドを記録した。


黃奎引 kini@donga.com