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米大学生、奉俊昊映画で韓国語を学ぶ

Posted January. 06, 2020 08:20,   

Updated January. 06, 2020 08:20

한국어

奉俊昊(ポン・ジュノ)監督(51・写真)の映画4本が、米名門大学ジョージア工科大学の講義の教材として使われる。この学校は、米時事誌USニューズ・アンド・ワールド・リポートが選んだ「2020の米大学評価優秀公立大学」のランキングで5位となった。3日(現地時間)、米同胞媒体ニュース・アンド・ポストによると、ジョージア工科大学は今年、4年生を対象にした高級韓国語講座で「韓国映画:奉俊昊特集」を開設した。

受講生は、昨年5月にカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した映画「パラサイト」(2019年)、「殺人の追憶」(2003年)、「モンスター」(2006年)、「マザー」(2009年)の棒監督の代表作4本について勉強する。受講申請は今月3日から10日までであり、在学生でなくても聴講が可能である。

ジョージア工科大学内の韓国語講座は、2002年に初めて韓国人学生の主導で始まった。以後その規模がますます大きくなって、外国人のための4年コース、そして2013年からはオンライン1年生過程等ができたし、現在は正式に副専攻となっている。この学校で韓国語の講義を担当しているキム・ヨンテク教授は、「映画を素材に韓国近現代史の授業をするのは初めてだ」とし、「奉監督はパルム・ドールを受賞し、アカデミー候補にもノミネートされているので、これまで以上に学生から多くの関心が寄せられている」と、講座開設の理由を明らかにした。「パラサイト」は、来月9日に開催される第92回アカデミー賞の国際映画賞と主題歌賞の予備候補にもノミネートされている。

最近、米名門大では韓流をテーマにした講義が相次いで開設されている。昨年2月は、米カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)が韓国アイドルグループ防弾少年団(BTS)をテーマにした「新世代の指導者:防弾少年団(Next Generation Leaders:BTS)」の講座を開いた。


シン・アヒョン記者 abro@donga.com