Go to contents

1億1000万年前のハエの化石に「江南スタイル」から取った学名をつける

1億1000万年前のハエの化石に「江南スタイル」から取った学名をつける

Posted December. 27, 2019 08:34,   

Updated December. 27, 2019 08:34

한국어

韓国とロシアの研究チームが発見した1億年前のものと推定されるハエの化石に、歌手サイの歌「江南(カンナム)スタイル」から取った名前を付けて話題となっている。

26日、英科学媒体phys.orgによると、ナム・ギス公州(コンジュ)教育大学教授とアレクサンドル・クラモーフ・ロシアボリスシアーク古生物研究所研究員は、慶尚南道晋州(キョンサンナムド・チンジュ)で発見されたハエ目化石に「Buccinatormyia gangnami」という学名を付けて、国際学術誌「アルチェリンガ」の12日付に発表した。

白亜紀の韓半島真珠層からハエ目の化石が学界に報告されたのは初めてだ。ナム教授によると、論文主著者であるクラモーフ研究員は、韓国といえば浮び上がるのが江南スタイルだとしながら、ここから名を取って学名をつけることを提案した。学名の最後のアイは人を意味する。ナム教授は、「クラモーフ研究員は江南を人だと勘違いして、江南の後に子供が付くようになった」と紹介した。

ハエ化石は計6匹が発見された。これらの平均サイズは、家で飛び回るハエの2倍程度で、1億1000万年前に生息したものと推定される。頭の前には約5ミリの長さの口がついている。研究チームは、古代のハエは花の中の深いところに入っている砂糖水を飲んで生きたと推定している。


コ・ジェウォン記者 jawon1212@donga.com