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韓国初の美術雑誌はどんなもの?

Posted November. 19, 2019 08:28,   

Updated November. 19, 2019 08:29

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韓国の美術雑誌を通じて昨日と今日を眺望する「美術を読む:韓国美術雑誌の歴史」展が、ソウル鍾路区(チョンノグ)のキム・ダルジン美術資料博物館で開かれる。展示は1910年代から現在まで約100年間創刊された美術雑誌を中心に構成されている。

今回の展示では、1917年4月に発刊した「美術と工芸」の創刊号、1921年の「書画協会会報」1号と北朝鮮で発行した「美術」(1956年)、「朝鮮美術」(1958年)などが公開される。「美術と工芸」は、国内美術雑誌としては初めて発行された希書ある。ただ、日本人が日本語で編集、発行したため、近代美術の研究者たちは「書画協会会報」を初の美術雑誌に挙げる。

展示の後半は美術雑誌の特集記事を中心に国内美術界の展開過程を再照明した。1983年に李慶成(イ・ギョンソン)元国立現代美術館長の辞任で終わった「季刊美術」春号の「日帝植民の名残を清算する道」特集も再び見ることができる。この特集は、当時李元館長を含む専門家のアンケートを通じて、国内美術界に残った日本の影響と親日作品を公開した。すると親日に指摘された作家たちが声明を発表するなど、激論が起き、結局李元館長が辞表を提出した。来年3月7日まで。ホームページ を参照。


金民 kimmin@donga.com