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U-17W杯代表、メキシコに敗れる 史上初の4強進出ならず

U-17W杯代表、メキシコに敗れる 史上初の4強進出ならず

Posted November. 12, 2019 08:54,   

Updated November. 12, 2019 08:54

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サッカーのU-17代表チームがU-17ワールドカップ(W杯)で史上初の4強進出に失敗した。

韓国は11日、ブラジルのビトリアにあるエスタージオ・クレーベル・アンドラージで行われたメキシコとの国際サッカー連盟(FIFA)U-17W杯の準々決勝で0-1で敗れた。2009年のナイジェリア大会で記録した過去最高成績の8強からさらなる高み目指した韓国の挑戦は、惜しくも砕け散った。

メキシコは同大会で通算優勝2回(2005年、2011年)、準優勝1回(2013年)を誇る伝統の強豪。しかし韓国は同日、全く気後れすることなく対等に戦った。ポゼッション率は49%をマークし、メキシコと渡り合った。シュート数は10本でメキシコ(13本)に多少押されたが、枠内シュート数はむしろ韓国が3-2で多かった。

韓国は運が味方しなかった。前半14分、後方から奇襲的に出したスルーパスを受けたチェ・ミンソ(浦項製鉄高)がメキシコの守備組織が整う前に放った不意を突くシュートは、クロスバーを強打し得点にはならなかった。前半17分、オム・ジソン(クムホ高)のミドルシュートもゴールを外した。さらに前半36分には、高さで優位に立つ中央DFホン・ソンウク(プギョン高)が足首をケガして交代され、守備陣にかかる負担が大きくなった。

反面、メキシコは2本だけだった枠内シュートのうち1本をゴールにつなげた。後半32分、ホセ・ルイスが右からあげたクロスを後半19分に投入されたアリ・アビラが頭に合わせて決勝ゴールを決めた。

キム・ジョンス監督は、「試合を重ねるにつれてプレーも安定してきたのに、挑戦が止まってしまったのは無念だ」と言い、「今大会を通じて良い経験を積み、今後発展を続ける選手たちを引き続き応援して欲しい」と話した。


李沅柱 takeoff@donga.com