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航空作戦司令官に初の女性少将を任命

Posted November. 09, 2019 08:34,   

Updated November. 09, 2019 08:34

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政府は、カン・ソンヨン陸軍准将(55・女軍35期・写真)を少将に進級させて航空作戦司令官に任命したと、8日明らかにした。創軍以来初めて女性少将が誕生したのだ。陸軍ヘリコプター戦力を総括する野戦作戦司令部である航空作戦司令部も、初の女性軍人司令官を迎えるようになった。

カン将軍は1990年に任官後、1993年に陸軍航空学校に入学して回転翼(ヘリコプター)パイロット95期をトップで修了した。カン将軍は、最初の正操縦士、特殊戦司令部初の女性将校降下長、特戦司令部大隊初の女性チーム長、最初の航空大隊長、最初の航空団長など、いくつかの「最初」のタイトルを持っている。60航空団長、11航空団長、陸軍航空作戰司令部参謀長を務めた現在は、航空学校長を務めている。

カン将軍は、「国のためにさらに献身する機会をいただき、感謝し、先輩たちと航空中隊長、大隊長、航空団長、航空学校長などの指揮官を務めていた時、忠誠を尽くしてくれた戦友たちにも感謝の言葉を申し上げる」と感想を明らかにした。さらに「今後も訓練と任務遂行により一層努力し、未来の航空戦闘力を発展させるためにも最善を尽くしたい」と付け加えた。

今回の軍人事では、キム・ジュヒ陸軍大領(55・女軍35期)も准将に進級し、情報兵科初の女性将軍になった。キム将軍は現在、首都防衛司令部情報処長を務めており、連合軍司令部、地区司情報計画処長、国防情報本部情報企画課長、国軍心理戦団団長を務めた。このほか、チョン・ウイスク大領(55・看護28期)も准将に進級した。

国防部は、「能力と専門知識を備えた優秀人材のうち、女性軍3人を選抜して女性人材の進出を拡大した」とし、「今後も優秀者は出身、性別、特技の区別なしに重用されるように、公正かつバランスのとれた人事を積極的に具現していきたい」と明らかにした。


孫孝珠 hjson@donga.com