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安倍氏、「元徴用工問題、基本は譲歩しない」

安倍氏、「元徴用工問題、基本は譲歩しない」

Posted November. 09, 2019 08:35,   

Updated November. 09, 2019 08:35

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安倍晋三首相が月刊誌「文芸春秋」12月号で、元徴用工問題について、「外交当局間の意思疎通はするが、政権として守らなければならない基本は絶対に譲歩するつもりはない」とし、従来の強硬な立場を固守した。

安倍氏は政治評論家の田崎史朗氏との対談で、「韓国は重要な隣国だ。それゆえ国内の反対世論にもかかわらず慰安婦合意を最終的かつ不可逆的な形で実現することができた」とし、「しかし、慰安婦合意が現在守られておらず、両国関係の根本である請求権協定の違反状態も放置されている」と主張した。元徴用工への賠償と関連して今年中に日本企業の資産売却がなされる可能性があるという質問には、「韓国側が『請求権協定を守る』と話した以上、日本企業の資産は売却されないと考える」と答えた。

安倍氏は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領はどんな人物かと尋ねられ、「国家指導者は国の政治情勢と歴史を背に負う。様々な困難を背負っていると考える」と述べた。田崎氏は対談後、「首相が言葉を(慎重に)選んだ感じ」と語った。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com