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趙顯俊・暁星会長、「メキシコ農村にATM8000台を供給」

趙顯俊・暁星会長、「メキシコ農村にATM8000台を供給」

Posted November. 08, 2019 08:24,   

Updated November. 08, 2019 08:24

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趙顯俊(チョ・ヒョンジュン)暁星(ヒョソン)会長(写真)が、グローバル現場経営の歩みを増やしている。6日(現地時間)は、メキシコ・メキシコシティの大統領宮殿でメキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領と会って協力策について議論した。

趙会長は同日、オブラドール大統領に対して、メキシコ政府の「農村現金自動預け払い機(ATM)プロジェクト」などの大規模な事業に参加する機会をもらったことに感謝の意を述べた。趙会長は、「今回のプロジェクトは、暁星が収益創出のためのビジネスのレベルを超えて、企業の社会的責任を実践する重要な機会になるだろう」とし、「メキシコ貧困層の生活を向上させ、福祉伝達体系の強化にも貢献するために最善を尽くしたい」と語った。

暁星の情報技術(IT)系列会社であるヒョソンTNSが最近受注した「農村ATMプロジェクト」は、メキシコの大型福祉事業の一つである。メキシコの福祉受益者が福祉カードを利用して直接ATMから現金を引き出させる事業である。趙会長は、昨年初めからATM供給契約を交わすために第一線で取り仕切ったことが分かった。暁星の関係者は、「暁星TNSが来年末までATM8000台を納入することで、メキシコ内でのATM機器の市場シェアは2%から15%まで拡大すると予想される」と説明した。

さらに趙会長は、新再生エネルギー事業にも積極的に参加したいという意思を表明した。また、趙会長は、野球マニアとして知られたオブラドール大統領に、米大リーグ・テキサス・レンジャーズ所属の秋信守(チュ・シンシュ)選手のサインが書かれた野球バットをプレゼントした。


柳根亨 noel@donga.com