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9回目を迎えた「ソウルレコードフェア」の規模が拡大

9回目を迎えた「ソウルレコードフェア」の規模が拡大

Posted November. 06, 2019 08:36,   

Updated November. 06, 2019 08:38

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レコード愛好家のためのイベントが行われる。レコードであれば目がない人のためのこのイベントは、今年はさらに大きくなった。「第9回ソウルレコードフェア」が9日と10日、ソウル中区統一路(チュング・トンイルロ)の「文化駅ソウル284」(旧ソウル駅舎)で開かれる。文字通り様々なレコードを売る市場だ。音楽界の人々が集まる毎年恒例のイベントでもある。

毎年この時期に開かれるソウルレコードフェアは、今年は規模を拡大した。レコードの愛好家に先に甘い誘いの手を差し伸べるのは最初公開アルバム。ソウルレコードフェアで初めて販売されるアルバムだ。今年は、このようなアルバムが例年よりはるかに多くなった。50種を超える。昨年から会場をアクセスの良い文化駅ソウル284に移した後、観客が増えた上、若年層でもLPレコードの需要が急増したことで、いくつかのレコード会社が我先にイベントに出店したいと問い合わせてきたという。

その中でもマロニエの「カクテルの愛」の7インチシングルレコードは、すでにコレクターの心拍数を高める。A面には「カクテルの愛」、B面には「孤独な私」のたった二曲を収録したシングルアルバムで、今回のイベントのために500枚のみ製作した。ピンク、紫のカラフルなデザインは、イラストレーター・クォン・ソヨンさんの腕前だ。 「光と塩」の正規アルバム4枚を今回新たに制作したLPセットも販売する。その他、9と数字の「宝島」LP、ぺク・ヒョンジンの新作CD、イ・ソラの「花」とチャン・ピルスンの「soony eight:ソギル花」LP、シガレッツアフターセックスの新作のグレーLPなど、数十種のアルバムが今年もソウル駅前に長い購入待ちの行列を作るような気がする。

まともな市場であれば、見どころもあるはず。ぺク・ヒョンジン、エリ、カン・グォンスン×ソン・ホンソプのアンサンブル、ネットガラ、チョン・ヨンソンなど、様々なジャンルの音楽家が特設舞台で公演する。チャン・ギホ(光と塩)、ぺク・ヒョンジン、カン・クォンスン、ソン・ホンソプはサイン会も開く。入場料はない。文化体育観光部、ソウル文化財団が後援する。


イム・ヒユン記者 imi@donga.com