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韓国が国連人権理事会理事国に再選、5回目の選出

韓国が国連人権理事会理事国に再選、5回目の選出

Posted October. 19, 2019 08:43,   

Updated October. 19, 2019 08:43

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韓国が、国際社会の普遍的な人権の増進と保護に向けて設立された国連人権理事会(Human Rights Council)の理事国に再選した。韓国の選出は5回目。

韓国の国連代表部は17日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部総会会議場で行われた国連人権理事会の理事国改選の選挙で、韓国が3年任期(2020~22年)の理事国に選出されたと明らかにした。韓国は2006年、国連人権理事会初代理事国に選出された。アジアでは日本、インドネシア、イラク、マーシャル諸島などが共に理事国に選出された。

人権理事会は06年、人権を安全保障、開発と共に国際社会の3大課題に格上げするために国連総会決議によって設立された。経済社会理事会(ECOSOC)に属する機構だった人権委員会が前身。アジアやアフリカ、東欧、西欧、南米など地域別に47ヵ国が理事国として活動している。北朝鮮に対する普遍的定期審査(UPR)など人権改善の勧告案などを提示することが主な業務だ。政府は今後3年間、人権理事会理事国として国際人権問題の議論に主導的に参加し、世界の人権危機状況に対応するための国際協力に積極的に参加する計画だ。

趙兌烈(チョ・テヨル)国連大使は、人権理事会理事国の選出について「韓国がこれまで国内外の人権の保護および増進に向けて傾けてきた努力と意思が国際社会に評価された」とし、「国連舞台で積み重ねた外交的信頼の成果」と強調した。


朴湧 parky@donga.com