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「文郷」江陵で映画と文学のコラボ、 江陵国際映画祭が来月8日開幕

「文郷」江陵で映画と文学のコラボ、 江陵国際映画祭が来月8日開幕

Posted October. 17, 2019 08:24,   

Updated October. 17, 2019 08:24

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文学や映画を一つに合わせる「第1回江陵(カンルン)国際映画祭」が来月8日に開幕する。

江陵国際映画祭は、16日、ソウル中区(チュング)のCGV明洞(ミョンドン)シネライブラリで開かれた開催記者会見で、映画祭の概要と開幕作などを公開した。

来月8~14日に開催される映画祭は、映画や文学は共に物語を扱う代表的芸術ジャンルだという点に着目した。「文学」をメインキーワードとして様々な作品が披露される。

まず1970、80年代の韓国を代表する小説家に位置づけられた崔仁浩(チェ・インホ)作家の作品を原作にした映画を披露する。彼の作品の中で映画化したのは20本。「鯨狩り」の裵昶浩(ペ・チャンホ)監督、「星のふるさと」の李長鎬(イ・ジャンホ)監督、「冬の旅人」の俳優安聖基(アン・ソンギ)らが参加しトークを行う。ノーベル文学賞を受賞したミュージシャン、ボブ・ディランの人生と芸術を扱う「エキスパンデッド:ディーラー二スク」セクションでは、ボブ・ディランが脚本を書いて主演まで演じた「家長と匿名」、音楽ドキュメンタリー「振り返らないで」などが上映される。

2018年、フランスのカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和監督の代表作を集めた「是枝裕和展」も用意した。是枝監督は江陵を直接訪れ、自身の人生と映画哲学を観客と分かち合う時間を持つ予定だ。

江陵の代表文化芸術空間であるコレ(クジラという意)の本屋では、江原道で活躍している文人たちが選んだ映画を観覧し、映画や文学を行き来するイベントを企画した。詩人鄭浩承(チョン・ホスン)が江陵の文人が見たい映画の1位に選んだ「詩人ハルメ」のイ・ジョンウン監督と話を交わす。

開幕作は来月27日公開するホ・インム監督の「少しもたがわない彼女」、閉幕作はDAペニー/ベーカー監督の作品で,ボブ・ディランの内密な肖像を描いたドキュメンタリー「振り返らないで」だ。

キム・ドンホ組織委員長は、「江陵国際映画祭は、文鄕江陵の特性を生かして、文学作品を原作とする映画に集中的にスポットライトを当て、世界の多くの国で制作する映画を発掘して紹介する予定だ」と語った。


李?? baltika7@donga.com