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乙支・世宗路の歩道を拡大

Posted October. 10, 2019 09:23,   

Updated October. 10, 2019 09:23

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乙支路(ウルジロ)と世宗路(セジョンノ)の車道が2車線以上減り、代わりに歩道は大幅に増える。ソウル市はこのような内容を含む乙支路、世宗路、忠武路(チュンムロ)、昌慶宮路(チャンギョングンロ)などの都心道路再編事業の具体的な推進計画を、9日発表した。

推進計画によると、乙支路市庁三叉路〜東大門(トンデムン)駅文化通りの2.5キロ区間を6車線から4車線に減らし、世宗路交差点からソウル駅交差点の1.5キロの区間は10〜12車線から6〜8車線に減らす。車線のあった空間には、歩道と自転車専用道路ができ、共有車両の駐車場も造成する。

大漢門(テハンムン)前の歩道は、5メートル以上広くなるとみられる。崇礼門(スンレムン)と直接つながる横断歩道が新設されれば、光化門(クァンファムン)から崇礼門、南山(ナムサン)、ソウル路7017を途切れることなく一度に歩き抜けるようになる。2つの区間の工事は来年終える予定だ。スペース再編が完了すれば、歩行空間は15万6810平方メートルが増える。市庁広場(1万3207平方メートル)の12倍に上る面積だ。

一方通行である忠武路の1.0キロ区間と昌慶宮路の0.9キロ区間も、1車線を縮小して歩道の幅を広げ、自転車道路などを作る。35地点にはスピードバンプを兼ねる「高原式横断歩道」を設置する。道路再編事業が行われている退渓路(テゲロ)の2.6キロ区間は、来年5月の完成予定だ。6〜8車線を4〜6車線に減らしている。車線の数と幅が減り、歩行空間が最大6メートルまで増える。自転車専用道路と公共自転車「タルンイ」のレンタルステーションが4カ所でき、共有車両のレンタル地点3か所と駐車スペースもできる。

ソウル市は、道路空間の再編事業を全域に拡大するために、来年基本構想の外部委託に着手する。2025年までに都心のグリーン交通地域内の21の主要道路の空間再編事業を終える。車両通行を制限する代わりに、不要な通行需要を減らして、段階的に事業を推進する。空きスペースには、タルンイレンタルステーション、自転車道路、公園などを造成する。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com