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あの「ホット」な男が釜山に現れた、ヘンリー5世役のティモシー・シャラメが来韓

あの「ホット」な男が釜山に現れた、ヘンリー5世役のティモシー・シャラメが来韓

Posted October. 09, 2019 08:22,   

Updated October. 09, 2019 08:22

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「魂あふれる若い俳優の姿を見ました」

2年前、映画「ザ・キング:ヘンリー5世」の主人公を探していたデビッド・ミショー監督(47)。たまたま「君の名前で僕を呼んで」の俳優ティモシー・シャラメ(24)が目に入った。8日、釜山海雲台区(プサン・ヘウンデク)で開かれた「ザ・キング…」の懇談会では、「感性豊かな若い俳優を見つけることは容易ではない。運が良かったので、やる気満々だった」と伝えた。

「ザ・キング…」は、第24回釜山国際映画祭でネットフリックスの作品としては初めてエキシビションプレゼンテーションに招待された。シェイクスピアの戯曲「ヘンリー5世」を再解釈した映画は、自由に生きていた王子(シャラメ)が王座につき、偉大な王に変貌する過程を盛り込んだ。シャラメは、「君の名前で…」で昨年第90回アカデミー賞主演男優賞候補にもノミネートされた現在ハリウッドで最も注目される若手俳優だ。

同日、「アメリカ人として英国王を演じるのは、新しい挑戦だった」と話したシャラメは、課外とオンラインを通して英国のアクセントを身につけた。1415年のアジャンクールの戦いのシーンを撮るための3週間のリハーサルは、どんな演技よりもきつかったという。彼は、「監督が『スターウォーズ』のライトセーバーのアクションのように呼吸が合うよりは、ごちゃごちゃのアクションを希望した」と話した。

これに先立って6日、とあるチキン店を訪問してソーシャルネットワークサービス(SNS)で話題となった彼は、「味付けチキンが一番好き。2002年にワールドカップを見た記憶があるが、韓国に相当前から来たいと思っていた」と伝えた。

ファルスタッフの役割を演じた俳優ジョエル・エドガートン(45)は、ミショー監督と脚本を共同執筆して注目を集めた。自分を「韓国映画にこだわる人」と紹介しながら、朴贊郁(パク・チャヌク)、奉俊昊(ポン・ジュノ)、羅泓軫(ナ・ホンジン)監督に言及することも。彼は「『殺人の追憶』の実際の犯人を見つけたことも知っている」と伝えた。

「特に『パラサイト』は本当に驚くべき映画です。『ザ・キング…』を除いて今年最高の映画だと思います(笑)」


申圭鎭 newjin@donga.com