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タンパベイのチェ・ジマンが初のPS本塁打、チームは1勝2敗と踏みとどまる

タンパベイのチェ・ジマンが初のPS本塁打、チームは1勝2敗と踏みとどまる

Posted October. 09, 2019 08:37,   

Updated October. 09, 2019 08:37

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チェ・ジマン(28=タンパベイ・レイズ)が初のポストシーズンで「200勝投手」ザック・グレインキーを相手に本塁打を放った。崖っぷちに立たされたチームに活力を吹き込んだ。

チェ・ジマンは8日、ヒューストン・アストロズとのアメリカンリーグ・地区シリーズ第3戦で3-1でリードした3回裏にザック・グレインキーを相手にソロ弾を放った。2ストライク2ボールで時速142キロのチェンジアップを捉え、本拠トリピカーナ・フィールドの右フェンス超え(飛距離123メートル)に運んだ。自身初のポストシーズン本塁打で韓国人打者では秋信守(チュ・シンス=テキサス・レンジャーズ)に次ぐ2人目。柳賢振(リュ・ヒョンジン=32)とロサンジェルス・ドジャースで一緒に活躍したことのあるグレインキーは2009年のサイ・ヤング賞受賞者で通算205勝(123敗)を記録している投手だ。今年も18勝(5敗)を挙げた。

4番・チェ・ジマンのトドメの本塁打などでシリーズ2敗の崖っぷちに立たされたタンパベイは、10-3の大勝を挙げて踏みとどまった。不意の一撃を受けたヒューストンは第1戦の勝利投手だったエース、ジャスティ・バーランダーを第4戦先発に予告した。

ナショナルリーグの地区シリーズは、いずれも第5戦で優勝決定シリーズ進出チームが決まることになった。ワシントン・ナショナルズはドジャースとの地区シリーズ第4戦でマックス・シャーザーが7回1失点と好投し6-1で勝利し、勝負を振り出しに戻した。第3戦でドジャースの勝利をけん引し、「第5戦までもつれ込んだらリリーフ投球もやる」と話した柳賢振の初のPSリリーフ登板の有無にも注目が集まっている。セントルイス・カージナルスも第4戦でアトランタ・ブレーブスを延長10回まで続いた大接戦を5-4で制し、シリーズ第5戦に持ち込んだ。

一方、ニューヨーク・ヤンキースはミネソタ・ツインズを5-1で破り、3連勝でア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)進出を決めた。ヤンキースは13日からヒューストン対タンパベイの勝者と優勝決定シリーズを戦う。


金培中 wanted@donga.com