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「ドクターヘリの力!」交通事故の重傷者の命を救った

「ドクターヘリの力!」交通事故の重傷者の命を救った

Posted October. 07, 2019 08:23,   

Updated October. 07, 2019 08:23

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韓国国内で初めて24時間救急医療活動を支援する京畿道(キョンギド)型ドクターヘリ(エア救急車)が出動して、人命を救った最初の事例が出た。

6日、京畿消防災害本部によると、4日午後8時24分頃、京畿華城市梅松面肅谷里(ファソンシ・メソンミョン・スクゴクリ)の安山(アンサン)方向のヤモク歩道橋近くの国道で、通勤バスが前を走っていた掘削機に衝突した。この事故で重傷3人、軽傷17人の20人余りの負傷者が出た。

現場に到着した救急隊は、重傷者1人の状態が緊急と判断して、すぐに亜洲(アジュ)大学病院にドクターヘリを要請した。ヘリは、事故現場近くの華城の南陽(ナムヤン)高校に着陸後、患者を引き継いで病院に12分後に移送した。事故地点から亜洲大学病院までの距離は約27キロで、車では50分程度かかるが、ヘリコプターの搬送で約40分のゴールデンタイムを減らしたので貴重な命を救った。

このヘリは、全国で初めて京畿道と京畿南部圏域の外傷センター(亜洲大学病院)が手を取り合って導入し、8月31日から正式運航を開始した「24時間ドクターヘリ」の第1号だ。救急患者を一度に6人以上移送できるし、専門医療陣が一緒に搭乗して、移送中にも開胸術、大動脈遮断などの緊急手術ができる。京畿消防災害本部所属の救助救急隊員6人が亜洲大学病院に派遣され、24時間出動を待っている。全国6つの拠点で運航されているドクターヘリは、安全上の理由から、昼間(日の出〜日の入り)のみ運航している。


イ・ギョンジン記者 lkj@donga.com