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アンジェリーナ・ジョリー「韓国に送った息子を考えながら母役を演技」

アンジェリーナ・ジョリー「韓国に送った息子を考えながら母役を演技」

Posted October. 05, 2019 09:24,   

Updated October. 05, 2019 09:24

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「わずか数週間前に韓国を訪問したのに、早くも再び行きたいですね」

「延世(ヨンセ)大学生のママ」である米ハリウッドの俳優アンジェリーナ・ジョリー(44)が、映像を通じて国内ファンたちにもう一度親しみを示した。ジョリーは4日、ソウル城東区往十里(ソンドング・ワンシムリ)のCGVで開かれた映画「マレフィセント2」のライブカンファレンスで、韓国ファンにあいさつをした。彼女は、2002年にカンボジアで養子縁組した最初の息子マドックス(18)の延世大学入学式に出席するため、8月に韓国を訪問した。

17日に公開する「マレフィセント2」は、闇の妖精マレフィセント(ジョリー)が娘のように育てたオーロラ(エル・ファニング)の結婚を控えて起きる物語を扱った。童話「眠れる森の美女」を現代的に脚色した「マレフィセント」(2014年)の後続作で、ジョリーが悪役であり、ディズニー初の魔女キャラクターを引き受けて話題となった。ジョリーは、「前編で14歳だったオーロラが21歳に成長した。マレフィセントが誰なのか、どこから来たのかなど、新たに観客に伝える物語が残っており、続編に参加した」と明らかにした。

ジョリーは特に、オーロラを手放すマレフィセントを演技しながら、息子のマドックスを多く思い出したという。彼女は、「巣立つ子供がいたので、映画のキャラクターの感情を準備するのに役立った」とし、「マレフィセントは、独自の方法で女性と母親の姿を描いている」と伝えた。

8月に訪韓した当時、ジョリーは学校の図書館と寮などを見て回り、息子が暮らす鍾路区(チョンノグ)のマンションの賃貸契約をするなど、ソウルと仁川(インチョン)で3泊4日の忙しいスケジュールを送った。ジョリーはカンファレンスでも、この日を言及しまがら、「マドックスの延世大学入学が非常に誇らしい」と伝えた。

最近、地元メディアとのインタビューでは、「息子のマドックスが韓国で希望する教育を受けることができて、とても満足している」と言いながらも、「息子を韓国に置いて帰ってくるとき、涙を流した」と打ち明けた。マダックスは現在、延世大学アンダーウッド国際大学(UIC)生命科学工学科に入学して、仁川松島(インチョン・ソンド)の国際キャンパスの寮で生活している。彼は前日日本に出国して、映画試写会の日程で日本を訪れたジョリーと一緒に時間を過ごした。

「今回、直接韓国に行けず、申し訳ありません。明日息子が韓国に帰るが、息子のほうに私の愛も一緒に送ります(笑)」


申圭鎭 newjin@donga.com