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米特殊偵察機、再び首都圏上空を飛行

Posted September. 23, 2019 08:10,   

Updated September. 23, 2019 08:10

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米国の特殊偵察機RC-135Wが19日、ソウルをはじめ首都圏の上空で対北朝鮮監視飛行を行ったことが確認された。この偵察機は、北朝鮮が米朝実務協議の再開を示唆した16日にも、ソウル付近の上空に出撃した。21日、軍用機追跡サイト「エアクラフト・スポット」によると、1機のRC-135Wは19日、西海(ソヘ・黄海)上空に接近し、約10キロの高度で仁川(インチョン)とソウル、南揚州(ナムヤンジュ)を経て春川(チュンチョン)付近まで飛行した。

「リベット・ジョイント」と呼ばれるRC-135Wは、先端電子センサーで通信・信号情報(SIGINT)を収集・分析することが主な任務だ。休戦ラインの南でも、北朝鮮全域のミサイル発射に関連した電子信号や交信情報を把握できる。5月から最近まで、北朝鮮の新型兵器4種の連続挑発を前後して、RC-135系偵察機が韓国にまで飛行した。このため、今回も挑発兆候が捉えられたのではないかという観測が流れている。米朝実務協議についての論議のために23日(現地時間)、米ニューヨークで開かれる韓米首脳会談を控え、緊張を高める行為をしないよう北朝鮮への警告という見方もある。


尹相虎 ysh1005@donga.com