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減り続ける人口、年末には「1000万ソウル」崩壊

減り続ける人口、年末には「1000万ソウル」崩壊

Posted September. 18, 2019 09:47,   

Updated September. 18, 2019 09:47

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ソウルの人口が減り続け、年末頃には「1千万ソウル」というフレーズも使うのが困難とみられる。

17日、ソウル市の統計によると、昨年末基準のソウル市の人口は1004万9607人だ。65歳以上の人口が141万人で14.4%を占め、初めて高齢社会に入った。国連は65歳以上の人口が14%以上であれば、高齢社会に分類する。

高齢人口の傾向を考慮すれば、ソウルは2026年に超高齢社会(20%以上)に差し掛かると予想される。高齢人口が増えることで、生産可能年齢(15〜64歳)の経済的扶養負担を示す「扶養比」は継続的に増加して、昨年は34.1%となった。

ソウル市は、今年末か来年上半期に登録人口が1000万人以下に落ちると予想した。この3年間の純転出人口が年平均8万人以上だことを考慮すれば、「1千万ソウル」は崩壊すると予想した。純転出は、転出者から転入者を差し引いた実際の減少人口を意味する。人口減少の原因は、京畿(キョンギ)地域の転出が最も大きな要因に挙げられた。

ソウル市が最近、1000人を対象にオンライン調査を行った結果、回答者の37.9%はソウルの人口が減少すれば、自分に否定的な影響を与えるだろうと答えた。前向きという回答は22.5%に過ぎず、残りの39.6%は「影響がない」と答えた。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com