Go to contents

北朝鮮の超大型放射砲は「KN25」弾道ミサイル、在韓米軍がコード名

北朝鮮の超大型放射砲は「KN25」弾道ミサイル、在韓米軍がコード名

Posted September. 05, 2019 07:42,   

Updated September. 05, 2019 07:42

한국어

在韓米軍が、先月24日に咸鏡南道宣徳(ハムギョンナムド・ソンドク)から東海(トンヘ、日本海)に発射された北朝鮮の「超大型放射砲」に「KN25」というコード名をつけたことが4日、確認された。この放射砲の直径(弾頭直径)は600ミリで、新型短距離弾道ミサイル(SRBM)と判断される。在韓米軍はこのような分析結果を米インド太平洋司令部と米国防総省に報告し、韓国軍とも共有した。

複数の政府筋によると、在韓米軍は宣徳から発射されたこの飛翔体を分析し、北朝鮮が7月31日と8月2日に発射した「新型大口径操縦放射砲」とは異なる機種という結論を下した。直径がより大きく、弾体も長い新しい機種と判断したということだ。

北朝鮮が公開した写真や偵察衛星およびレーダーに捉えられた情報などにもとに、在韓米軍は超大型放射砲の直径を600ミリと見て、KN25と命名した。米軍は、北朝鮮の新型ミサイルや放射砲などにKN(Korea North)と数字を結合した識別番号をつけて動向を監視する。これに先立ち5月初め、「北朝鮮版イスカンデル」の初の発射直後、在韓米軍はこれを新型SRBMと見なし、KN23と名づけた。在韓米軍は、超大型放射砲の飛行軌跡が典型的な弾道ミサイルの放物線の軌跡と一致し、飛行速度(音速の6.5倍以上)も既存の放射砲を凌駕したことから、新型SRBMと見て、さらに分析を行っている。


黃仁贊 hic@donga.com