Go to contents

解放村の空き地や階段など32カ所に庭園を造る

解放村の空き地や階段など32カ所に庭園を造る

Posted September. 04, 2019 08:32,   

Updated September. 04, 2019 08:32

한국어

ソウル市が老朽化した都心地域である解放村(へバンチョン、龍山区厚岩洞、龍山2カ洞)の空き地や階段などに32個の庭園を造成すると、3日明らかにした。来月3日から9日にかけて開催される第5回ソウルガーデンフェアの開催場所の一つである解放村のあちこちに庭園を作る。広い場所に華やかに飾った庭園ではなく、古い町の環境を改善できる庭園を実験するという意味も込めた。

4日から解放村の一帯には、「庭園、都市再生の種になる」をテーマにガーデンデザイナー、造園関連学科の専攻学生、地域住民などが参加してガーデンを作る。庭園は平らに固められたところに作るという認識から脱して、捨てられた空き地、バス停、階段型敷地などで造成作業が行われる。いくつかの庭園は、ソウルガーデンフェアを終えた後も保存する計画だ。

今年、ソウルガーデンフェアは、解放村をはじめソウル路7017、白凡(ぺクボム)広場、萬里洞(マンリドン)広場などで、庭の展示や市民体験プログラムを用意した。これまでの庭園博覧会は、ワールドカップ公園(第1回、2回)と汝矣島(ヨイド)公園(第3回、4回)で開かれた。かつては博覧会が、庭園造成により都市公園を改装することに焦点を合わせていたなら、今年は庭園が地域活力の種になるように図るという意味だと、ソウル市は伝えた。


韓友信 hanwshin@donga.com