Go to contents

「銃は多い、韓国人は出て行け」 東京の韓国大使館に銃弾・脅迫手紙が配達

「銃は多い、韓国人は出て行け」 東京の韓国大使館に銃弾・脅迫手紙が配達

Posted September. 04, 2019 08:32,   

Updated September. 04, 2019 08:32

한국어

韓日関係が悪化した中、駐日韓国大使館を狙う脅迫の動きが続いており、日本警察が捜査に乗り出した。

3日、駐日韓国大使館によると、先月27日、大使館側に銃弾に見えるもの1個と手紙が入った郵便物が届けられたことが分かった。受取人は李洙勳(イ・スフン)元大使となっており、発信者の情報はなかった。大使館の関係者によると、手紙には「(私は)ライフルを複数持っている」として、韓国人を狙ってテロを起こすという趣旨の文章が書かれていたという。また、「韓国人は出て行け」という内容も含まれていたことが分かった。この関係者は「全体的に文はつじつまが合わなかったが、全体的に韓国を批判して狙っているという趣旨だった」と語った。

1日も右翼団体の幹部と推定される人物が、大使館前のメールボックスを拳で叩いて、器物破損などの容疑で警察に逮捕されたことがある。最近週末ごとに駐日韓国大使館の前で、日本の右翼団体の会員らの嫌韓集会が開かれている。

一方、日本の週刊誌「週刊ポスト」は最近号(13日付)で、「韓国なんていらない」というタイトルの嫌韓特集記事をトップ記事として載せて物議をかもした。計10ページ分量の記事には、「面倒な隣国にサヨナラ」「嫌韓よりも『滅韓』『斷韓』を考えよう」という露骨なタイトルと共に、4年前の大韓神経精神医学会の報告書をもとに、韓国人の10人に1人は治療が必要なほど怒り調節ができないとし、「怒りを我慢できない韓国人という名前の病理」という内容が含まれた。

この週刊誌に記事を連載してきた作家深澤潮、在日作家柳美里氏などが「度を超えた内容だ」とソーシャルネットワークサービス(SNS)を通じて次々と抗議すると、週刊ポスト側は2日夜、「混迷した韓日関係について複数の視点から『シミュレーション』した記事だ。配慮が足りなかった。謝罪と共に、他の意見も真剣に受け入れる」という立場を発表した。


東京=キム・ボムソク特派員 bsism@donga.com